ゴルフの素振りもできない時はどんな練習がある?
安上がりにゴルフが上手くなるために、何かいい方法はないものか。
いつもいつも、打ちっ放しに行ける余裕があるゴルファーのみなさんは、そんなこと考えないのかもしれません。
しかし、自宅にいてもゴルフのことが頭から離れない人なら、家でも練習できる方法はないかと思うものです。
ここでは、クラブを使わずに上手くなる方法を考えてみましょう。
タオルでのスイング
家に庭があれば、そこでビュンビュンと素振りができるでしょう。
素振りは、ヘッドスピードを上げる感覚を付けるのに、最適な練習です。
庭があれば、DIY用品のお店でネットを購入してきて張り巡らせれば、実際にボールを打つ練習も、やってやれないことはありません。
既製品のゴルフネットもあります。
そんな環境のゴルファーは羨ましい限りです。
しかし、世の中は、そんな恵まれた人だけではありません。
室内でできる練習は?
庭のないお家に住まわれているゴルファーは、なんとか室内で、それも自宅でゴルフが上手くなれないものかと考えます。
パッティングのマットを買ってパット練習。なんてところが自宅練習の第一歩になるでしょう。
ショートパットの練習は、とても大事です。実際にスコアに結果が出ます。
もう、あなたもこれは既にやっていることでしょう。
パターなら室内で練習できます。
しかし、パター以外の練習もあります。
クラブを手にしないでできる練習なので、室内でもできます。
それは、タオルでの素振りです。
タオルの素振りなら、ほぼ場所を選びません。
クラブを持って室内で素振りなんて危険でできません。
間違って息子や子犬をぶっ叩いてしまってはニュースになってしまうことも…。
天井にある程度の高さがあれば誰にでもどこでもできるのがタオルの素振りです。
逆に、外でタオル素振りしていたら、道行く人に???と思われてしまうかもしれません。
それか、タオル素振りをしているあなたを見て、
「おぬし、やるな!」と感じる人もいるでしょう。その人はきっとシングルプレイヤーに違いありません。
素振りの練習器具はけっこうありますが…。
タオルの素振りの原理を利用した練習器具もありますよね。
とはいえ、調べてみると自宅の室内でブンブンと振るのにはちょっと…。
という製品ばかりに感じられます。
正直、危ないです。
その点、タオルならよっぽどじゃない限りケガはしないでしょう。
単純で面白くないからこそ効果あり
そうは言っても、タオルで素振りなんて、やっていてつまらないと思います。普通なら。
しかし、結構タイミング良く回数を重ねて振ることは難しい。
これを何回も同じように振れるようになると、背中の決まった所にタオルの結び目がポンポンと安定して当たるようになります。
これがどうやら、切り返しのタイミングを会得するコツなのです。
毎日毎日、このタオル素振りを、つまらないと思わずにできる人間は、やがて上達への扉が開かれているのです。
あなたにはできますか?
単調なランニングだって、苦しさを感じるほど走れば、エンドルフィンという快感物質が脳内に分泌して、走らずにはいられなくなります。
もしも、タオル素振りで、ランナーズハイと同じような境地に達することができたら、あなたのゴルフスイングの切り返しは格段にレベルアップしているに違いありません。
同じテンポを意識して振ります。
メトロノームを利用するのもいいでしょう。
家でこんなことしていると、あなたは奥様にどう思われるでしょう?
「その練習なら、おこずかいが減らなくていいわね。毎日その練習して!そして余ったお金で何か美味しいもの食べさせて!」
なんて、案外好評かもしれませんよ。
タオル素振りをやる意味
タオル素振りは、切り返しのタイミングを覚えるという効果の他に、
スライスを直す効果もあります。
言い換えるとアウトサイドインを修正できるということです。
切り返しで背中にタオルの結び目が当たる場所と、フィニッシュでタオルの結び目が当たる場所がいつも決まっているように振るには、アウトサイドインでは無理なのです。
ポンポンポンとテンポよく振れませんから、自然に起動が修正されていくわけです。
片手で振って感覚をつかむ
右手だけ、左手だけで振ってみる
右手だけでタオルを持って、スイングしてみましょう。
軽快に振れるように何回でもやってみましょう。
右肘の角度が、どの程度なら適正なのか身についてきます。
同じように、左手だけでのタオル素振りも、身につけましょう。
改めて両手でタオルを持って、タイミング良く振れてきたら、腕と体の動きのマッチングができてきた証拠です。
安上がりに上手くなるには最適のタオルの素振りです。
タオル素振りの原理を利用した練習器具もあります。
オススメなのは、昔、ゴルフチャンネルで宣伝をしていたアレです。
ヒモがついてるヤツ。
家の中で振ったら天井に当たってしまうでしょうか?
これもタオルの素振りと同じ効果を狙った器具ですね。
まだ販売されているかどうか、ネットで探してみましたが、見つかりませんでした。
今は公園では素振りもできません
都会の公園では、バット素振りやゴルフの素振り、素振り用の練習器具だって使うことはできません。
素振り用の練習器具には「ワンスピード」などが有名な商品ですが、これも公園では使えません。
公園でゴルフの素振りをしていると、警備員が注意しにくることもありますし、場合によっては警察官がやってくることさえあります。
これが、タオルであればこんなトラブルには巻き込まれずに済みます。
これがタオル素振りの良いところです。
颯爽とランニングして公園にやってきたら、息を整えながら体をほぐします。
そして、首に巻いたタオルを外し、その先を結んで、さあ、タオル素振りのスタートです。
そうやって、屋外でも室内でもできて、比較的他人の迷惑になりづらい、しかも効果的なタオルの素振りはやって損はありません。
3分でもいいから毎日やろう
タオル素振りは毎日できます。
毎日できることは大きいです。
それも安上がり。
1ヶ月もすれば動きが体に染み付いてきます。
タオルでの素振りのやり方について、丁寧に解説してくれる、教材も販売されています。
タオル素振りを極めてみたい方には好都合の教材です。
関連記事