監督がノックが出来ないなら選手がやるしかない!

監督が部の練習に来ない!

という野球部もあるでしょう。

でも、だからこそ、

部員だけのチカラでもチームを強くしていきたいものです。

あなたの所属する野球部は、強いですか?

スポーツ名門校以外では、監督(顧問)が熱心でないということもあります。

そんな状態で、部員だけのチカラで万年弱小校から抜け出すことは難しいでしょう。

マンガの『キャプテン』のようにはなかなか上手くいきません。

指導者のいない野球部では、しっかりとした効率的な練習ができていない。

誰がノッカーをやる

野球の名門校のように、最初から有名な、才能のある生徒を集めているわけではない、一般的な学校の場合、

良いノッカーがいません。

守備練習にはノッカーが必要です。

監督が熱心な指導者で、毎日グランドに来てノックをしてくれるならいいのですが、

  • 野球部の監督が、あまり部活動に顔をみせられない。
  • 監督がノックが下手
  • 監督が野球未経験

などの場合は、

満足にノックが受けられず、守備力が上がらないという事態になりかねません。

一番上手い選手が、ノッカーばかりやっていたらチームに良くない

監督が、ろくに部活動に顔を出さないとなると、チーム内で、上手な選手が監督の代わりにノッカーを勤めているのでしょう。

『キャプテン』の谷口くんのように。

しかし、

上手い選手が、ノッカーとして時間をとられては、その分、守備練習が疎かになってしまいます。

それは、チームにとってマイナスにしかなりません。

部員それぞれが、それなりの水準のノックの技術を持っていれば、チーム全体の守備力の向上になるはずです。

一見、野球部員全員がノックを上達する時間があったら他の技術を学んだほうがいいと思ってしまうかもしれません。

しかし、特定の選手がノッカーをやっていては、その選手の本当の練習が、1日1日合計すれば、何十時間も少なくなってしまう。

ということになってしまいます。

ノッカーを務めている部員は、たぶん部内で上手な選手のはずです。

その選手の練習がノッカーをすることによって縮められてしまってはもったいないことです。

もし、ノッカーをする時間を自分の練習にあてていられたら、その選手は、ドラフトにかかるほどの選手になっていたかもしれません。

『キャプテン』の谷口くんのように、夜中にお父さんとお寺の前で個人練習できれば良いのですが…。

それぞれの選手が実力をつけて、チーム力を少しでも上げるために、

とりあえず、水準に達したノック技術を部員みんなが習得しておけば、それぞれの練習量のバランスが取れるというものです。

効率の良いシートノックとは

強豪校などには、決まったシートノックのやり方があります。

そんな強豪校のやっているシートノックを参考にして、あなたのチームに最適なシートノックのやり方を考えるのは良いことです。

動画サイトには、甲子園常連の強豪校のシートノックの動画が上がっています。

これを真似しない手はありません。

と言っても、あなたの野球部の監督が素人では、並レベルのシートノックまで行き着くこともままなりません。

監督(先生)がダメなら部員がノッカーをするしかない

もし、監督(先生)が、大会会場の試合前のシートノックを、応援客の見ている球場で、とても披露できるレベルではないとしたら。

先生がキャッチャーへのフライを打とうとして、空振りしてしまい、応援席の女子生徒から失笑…。

なんて場面を想像してしまいます。

そんなふうなら、監督が、

「試合前のシートノックはお前がやれや。」

なんて言ってきたりして…。

大会規定にもよりますが、シートノックのノッカーは、監督以外がやってもよい場合が多いようです。

選手がやってもいいんです。

プロのノックのやり方を学ぶ

プロ野球のノックは見れるようでそんなに長くは見ることができません。

春のキャンプが近くで行われているとか、近くに2軍の練習場があるとか、恵まれている人は、プロのノックを見て学ぶべきでしょう。

プロ野球の試合を何度も観戦に行ける人はシートノックも、ゲームと同じように楽しみながら学ぶべきです。

プロからコーチを受けることはできませんが、引退したメイプレーヤーが教える教材は存在します。

ノックのやり方を学ぶための教材もあります。

部員全員が見られるように、野球部の共有財産にするのもいいでしょう。

野球ノック上達革命~ノックに特化した指導者向け上達法~【ミスターロッテ初芝清 監修】

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