まだ売れていない芸人さんや役者さんに警備員のアルバイト
芸人や役者やミュージシャンを目指している人やまだ売れていない芸能人の中には、アルバイトを出来る時間が不定期で、やれるアルバイトをうまく見つけることが出来ないと悩んでいる方がいらっしゃると思います。
アルバイトの雇い主さんが理解のある人であった場合は、あなはすごく幸運ということが言えるでしょう。
しかし、そんなラッキーなバイト先が見つからないのが常です。
日程も融通がきく、いいバイトが本当に見つからない。
そんなあなたには、『警備員』という仕事が選択肢に入ってきます。
自分で働ける日を決められる
多くの警備会社では、働く日を自分で決められるシステムをとっています。
このシステムなら、芸人や役者の人たちも、劇団やお笑いのネタ見せの公演などの予定が分かっていれば、その日に休みをとることができます。
警備員として働く人の分類
- フルタイムの警備員
- ダブルワークの警備員
- 大学生のアルバイト警備員
警備員はフルタイムで働く人もアルバイトも関係ありません。全て、「隊員」と呼びます。
フルタイムの警備員
警備員を 正職としている人です。フルタイムで働いる警備員は、経験が長くなってくると、ひとつの現場に長く常駐する場合が多くなってきます。
場合によっては、建設現場でビルの解体から新しく建てるビルの完成まで1年以上も同じ現場に常駐することもあります。
不定期のアルバイト隊員さんは、常駐型の現場に出向き、フルタイムの警備員の隊長さんの指示に従って仕事をすることが多くなります。
ダブルワークの警備員
ダブルワークの隊員さんは、警備員の他にもうひとつ仕事を持っている人です。
本職のほうが、上手くいっていないとか、本職の仕事だけでは収入が足りないという人がダブルワークをしています。
中には会社の社長さんで、社員の給料を払うためとか、親の介護の費用を稼ぐためという人もいます。
芸人や役者やミュージシャンをしていて警備員をやろうとするなら、このカテゴリーにはいるでしょう。
ダブルワークの隊員さんでもベテランはいます。
単発(数日限りの現場)の現場では隊長もやっています。
あなたも、働き始めてひと月もすれば、数人の現場なら隊長をすることもあるでしょう。
大学生のアルバイト
大学生が休みの期間中だけ、お小遣い稼ぎのために警備員をやるというパターンです。
休みの期間以外にも、警備会社に籍を残しておき、たまに空いた時間を利用して警備のアルバイトをしている学生さんもいます。
大きな催し(花火大会など)があった時などは、警備会社から電話がきて、出勤を要請されることもあります。
現場で仲良くなり、学生さんたちと親しくなれば、公演やライブのチケットをさばいてくれるかもしれません。
働ける日を自分で選べる警備会社を選ぶ
芸人や役者やミュージシャンを目指している人やまだ売れていない芸能人が警備員をやるなら、働ける日を自分で決められる会社を選ばなければなりません。
警備会社Aの場合
翌週の勤務表に、自分の働ける時間(日勤・夜勤)を書き込みます。
翌週の予定が分かっていることが前提になりますが、それが分かっていれば、空いている時間を上手く使って仕事をすることが出来ます。
突然の欠勤は厳禁
勤務予定表に○をしている日に、当日に休むことは許されません。最低でも1日前に出勤できなくなったことを告げなければなりません。それでも会社に迷惑をかけることになります。
デメリットとして挙げられるのはこの事です。
繁盛記なら、空いた時間に働くこともできます。
例えば、翌日突然暇になったら、会社へ電話を入れてみて、現場があれば、働くことが出来ます。
飲食関係のアルバイトが苦手なら
芸人や役者などの芸能人を目指す人の中には、居酒屋などでアルバイトをする人が多いようですが、そのような仕事があまり好きではないという人には、警備員の求人を調べてみるとよいでしょう。
警備員は、街中に立つ仕事です。
本当にいろいろなタイプの人間に出会います。
通行止めのために配置されると、理不尽なクレームや恫喝に会うこともあります。
駐車場での仕事をすれば、例えば「なんで、こんな最低な人間がフェラーリに乗れるんだろう?世の中何かがおかしい!」という人生の疑問にぶち当たることもあります。
そこは、人間観察だと言い聞かせ、ネタになると思って楽しくやり過ごしましょう。
自分のやりたいことのための勉強だと思いましょう。
警備員の仕事はだいたいこんなものです。