アプローチが上手くなるには「快感」を練習に取り入れよう!

アマチュアゴルファーのパーオン率を考えれば、アプローチショットの重要性は誰もが身に染みて感じているわけですが、その大切なアプローチが、なかなか思うように寄っていかない。

ミスばかりで、100を切れない。もしアプローチが今よりちょっとでも上達すれば、90の壁を切れるのに…。

なんていうゴルファーの方は多いと思われます。

アプローチが上手くなるための考え方とはいったいどんな事なのでしょう。

アプローチが上手くなるためにドライバーを仕舞おう

アプローチが大切なのは誰でも分かっています。

でも、打ちっ放しに行ったらドライバーを打つのが楽しいじゃないですか。

趣味って、楽しいからこそ続けられるものです。

ドライバーの練習より、アプローチの練習の方が楽しいなんて人がいたら、よっぽどの偏屈者でしょう。(そんな人は上手くなるのも早いでしょう。)

プロの世界では、青木功プロや、セベ・バレステロスのように、少年時代にゴルフ場で働きながら、空き時間にアイアン1本だけでコースを回り、腕を磨いたというような経験をした選手たちはみな、ショートゲームが多彩です。
彼らは、アプローチが上手くなるような環境に偶然いたことも大きいでしょう。

打ちっ放しでなく、コースで好きに練習していいとしたら、ドライバーではなく、ウエッジでいろんな小技の練習をするほうが楽しいということもあるでしょう。

しかし、我々アマチュアがコースで好き放題にアプローチの練習をできるわけではありません。

それに、打ちっ放しで30ヤードや40ヤードのアプローチをする時のボール代のもったいなさ…。ってありますよね。

お財布の中身に余裕のあるゴルファーなら気にならないかもしれませんが、節約しながら月1回コースに出られる一般アマチュアにとっては、どうしても、ハーフショットを何十球も練習に費やすことができません。

その結果、本番でのアプローチのミスが起こってしまうのです。

当たり前ですよね。

分かってる。アプローチの練習が重要なのは分かってる。

結局、アプローチのミスが起こるのは練習不足が原因です。

ここを頑張って、ドライバーにヘッドカバーをしてキャディバッグに仕舞いましょう。

アプローチを好きになればミスを減らせる

ゴルフの中にはいろんな楽しみがあります。

楽しみとは、言い換えれば「快感」です。

ゴルフというスポーツの中で「快感」を感じる場面を思いつく順に思い浮かべてみれば、やはり最初に来るのは

  • ドライバーで今日イチのショットが打てた時
  • ベタピンのアイアンショットを打った時

などが、頭の中にストレートに「快感反応」を伝えてくれる場面になります。

あなたの脳に「ドーパミン」という快感ホルモンともいえる神経伝達物質が多量に分泌される時です。

しかし、アプローチの場合、その前のアイアンショットをミスったという「ネガティヴ反応」の後に、「寄せないとスコアを落としてしまう」という追い込まれた精神状態でショットを行うことになります。

この状況では、ノーマルな思考回路が働かなくなっているので、余計にミスが起こってしまうのです。

アプローチで寄せる快感を覚える

追い込まれた精神状態では、体の動きがぎこちなくなってしまい、良いアプローチが打てるはずがありません。

ここでは、やはり発想の転換が必要になります。

「寄せなきゃスコアを崩す」という発想のを忘れましょう。

アプローチには何種類もの打ち方があり、それを学ぶ楽しさがあります。

ウッドからウェッジまでいろんなクラブを使う人もいれば、サンドウエッジ1本でなんでもこなす人もいます。

打ち方は、人から学ばなくても自分で編み出したっていいわけです。

アマチュアのゴルフはしょっちゅうグリーンを外すのだから、アプローチを極めることこそ、ゴルフをより楽しむことになるのです。

問題は、アプローチをやる時、そして練習でいかにして「ドライバー今日イチ」や「ベタピンアイアンショット」よりも強い「快感」を得られるか、というところです。

それは、やはり

タイガーウッズばりの

「直接カップイン」ならいうことなし!

カップの30cm以内のオーケー範囲までつけられたなら、ガッツポーズも出てしまうことでしょう。

それが、アプローチショットの成功で得られる快感です。

チャッチャっとボールの側で軽く素振りをしているうちに、脳にドーパミンが分泌して瞳が輝いてくるように習慣づけることが大事です。

アプローチをするときはいつもこのようなポジティブ感覚を持って望むべきでしょう。

やがては、苦手意識がなくなる事でしょう。

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アプローチ博士になろう

アプローチショットをするときの快楽を体に覚え込ませるためには、やはりある程度の、直接カップインの経験や、カップインギリギリに寄せたという経験が必要です。

毎回、ザックリやシャンクばかりでは、「快感ホルモン」を出そうと思っても、「ストレスホルモン」ばかりが脳に分泌されてしまい、楽しくなりません。

目に輝きが訪れないのです。

だからこそ、最低限のアプローチショットの知識が必要になってきます。

できることなら、アプローチ博士になって、グリーンを外したら、次はどんなアプローチを披露してやりましょうかとワクワクしてボールのある所まで歩いていけるのが望ましいあなたの姿です。

結果的に、そに先にはきっとベストスコアというもうひとつの快感をあなたは得られることになるでしょう。

快感がまた快感を呼ぶ。

これがアプローチが上手くなるための秘訣です。

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